睡眠時無呼吸症候群(SAS)(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん:sleep apnea syndrome/いびき・日中の眠気)いびき・日中の眠気の裏に、脳のリスクが隠れていることがあります

いびき・日中の眠気・朝の頭痛の裏に脳のリスクが隠れていること、気づくことが脳を守る第一歩であることを伝えるページ冒頭イラスト。
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「息が止まる」と
家族に言われた
代表的なサイン
昼の眠気・
運転中に眠い
運転を控えて受診を
朝、起きると
頭が痛い
SASでも起こる
太っていないのに
無呼吸?
体質でも起こる
脳卒中と
関係ある?
脳卒中のリスク因子
血圧も高いと
言われた
高血圧の原因
検査はどこで?
痛い?
痛みはありません
検査で AHI が
高いと言われた
重症度の目安
家族のいびきが
心配
家族の気づきが大切
内科に通院中。
どこで相談?
まず主治医へ
いま、片側のまひ・
ろれつが回らない
顔・腕・言葉(FAST)のどれか1つでも当てはまれば、すぐに 119 番へ。 危険サインを確認する
当てはまらない方は、このまま下へ

強い眠気があるうちは、
運転を控えてください2

SASでは、交通事故のリスクが約2.4倍と報告されています3。仕事で運転する方ほど、早めに受診を4。

ABOUT睡眠時無呼吸症候群とは眠っている間に、のどがふさがって呼吸が止まる

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠っている間に呼吸が止まったり浅くなったりすることを、くり返す病気です。多くは、眠るとのどの奥(気道)がせまくなり、空気の通り道がふさがるタイプ(閉塞型)です。

正常な気道と閉塞性睡眠時無呼吸の気道を横から比べた図。眠るとのどの奥(舌根・軟口蓋)が落ち込み、空気の通り道がふさがるしくみを示す。

「太っていないのに、無呼吸?」

体質でも起こります。あごが小さい・下あごが後ろにあると、のどがせまくなりやすいためです。アジア人では、とくに下あごが後ろにあることの影響が指摘されています4。ただ、いちばん大きな原因は肥満(BMI25以上5)です4。

重症度の目安(AHI)

睡眠の検査では、1時間に呼吸が止まる・浅くなる回数(AHI)を数えます。10秒以上呼吸が止まるのが「無呼吸」、呼吸が浅くなり、体の酸素が下がるのが「低呼吸」です4。

重症度 AHI(1時間あたりの回数)
軽症 5〜15回未満
中等症 15〜30回未満
重症 30回以上

AHIが15以上、または5以上で眠気などの症状や、高血圧・脳卒中などがあるとき、SASと診断されます4。

SIGNSこんなサインはありませんかいびき・息が止まる・眠気・朝の頭痛

大きないびきや、眠っている間に息が止まるのは、SASの代表的なサインです。次のどれか1つでもあれば、睡眠の検査を受けることを考えるサインです。

眠っている間のことなので、ご本人は気づきにくい病気です。大きないびきや息が止まる様子など、ご家族の気づきが大切なサインになります。

睡眠時無呼吸の代表的なサインを4区画で示す図。大きないびき・日中の強い眠気・朝の頭痛・夜間頻尿と高血圧。

朝の頭痛との関係

朝の頭痛は、SASでも起こります。起きたときの頭痛で、多くは両側、起きてから4時間以内におさまります。無呼吸の治療でよくなります6。ほかの頭痛との見分けも大切です。頭痛の種類は頭痛のページでご紹介しています。

COMPLICATIONS放置するとどうなるか脳卒中と高血圧に関わります

SASは脳卒中のリスク因子です。中等症以上のSASでは、脳卒中が約2倍になると報告されています1。眠っている間の低酸素と、呼吸が乱れるたびに起こる血圧の急な変動が、血管に負担をかけると考えられています。

放置すると夜間の低酸素・血圧変動が血管に負担をかけ脳卒中につながる道と、気づいて治療すると脳を守れる道を対比した図。

血圧との関係

SASは高血圧の原因のひとつです。とくに、お薬を飲んでも下がりにくい血圧や、夜間・早朝に高い血圧では、SASが隠れていないか注意が必要です4。CPAP(眠るときに鼻から空気を送る治療)で、血圧が下がることも示されています4。

眠気・朝の頭痛・血圧は、治療でよくなります。

FLOW受診から治療までの流れ検査と治療は、専門の医療機関で行います

「最初から専門の病院へ
行けばいい?」

  • 内科に通院中の方
    まず、その主治医にご相談ください。検査先を紹介してもらえます。
  • いびき・眠気だけの方
    睡眠の検査をしている診療所(睡眠外来・いびき外来など)なら、直接の受診もできます。大きな病院は紹介状が必要なことが多いです。
  • 朝の頭痛がある/
    脳の状態も調べたい方

    当院で頭痛と脳を確かめてから、紹介状で検査先へおつなぎします。
睡眠時無呼吸の治療は毎日の生活の工夫(減量・横向きで寝る・節酒)が土台で、あわせて検査で決まる治療(検査・CPAP・マウスピース)を行うことを示す図。

毎日の生活の工夫

今日からできること

無呼吸をやわらげる工夫です

目安
  • 肥満のある方は、減量
  • 寝る前の飲酒を控える
  • 横向きで寝る4
続け方
体重の10%以上の減量で、改善が期待できます3
注意・相談
睡眠薬は、重い方では無呼吸が悪化することがあります。飲んでいるお薬は自己判断でやめず、主治医にご相談ください4
当院の役割を4場面で示す図。ご相談、専門機関へ橋渡し、高血圧を管理、脳・血管を確認(頸動脈エコーやMRI)。

当院で

  1. ご相談 いびき・眠気・朝の頭痛などをうかがい、SASが疑われるか、脳卒中や血圧とどう関わるかを一緒に整理します。
  2. 専門機関へ橋渡し 睡眠の検査が必要なときは、紹介状を書いて、検査と治療のできる医療機関へおつなぎします。

専門機関で

  1. 睡眠の検査 多くは自宅で、センサーを付けて眠るだけ。痛みはありません。入院で検査することもあります。
  2. 治療 中等症以上では、CPAP(シーパップ)がよく使われます。眠るときに鼻に付けた装置から空気を送り、のどがふさがるのを防ぐ治療です。軽症〜中等症の方や、CPAPが合わない方には、マウスピースを使うこともあります4。

当院で続けて

  1. 高血圧を管理 背景にある高血圧を、内服と定期的な確認で管理します。
  2. 脳・血管を確認 脳卒中が心配な方は、MRI・CT・頸動脈エコーで、脳と血管の状態を確かめられます。

アクセス・診療時間

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診療時間を確認しています
つつみ脳神経外科クリニック
曜日 月 火 水 木 金 土 日・祝
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午後 14:00 – 18:00 14:00 – 17:00 14:00 – 18:00 14:00 – 17:00
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月〜土 9:00 – 12:30
午後
月・火・水・金 14:00 – 18:00
木・土 14:00 – 17:00
休診
日曜・祝日

※ 受付は午前・午後ともに診療終了の30分前までです。日曜・祝日・お盆・年末年始は休診です。

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筑後市を中心に、久留米市・八女市・みやま市・広川町・大木町・大川市など近隣にお住まいの方にも多くご来院いただいています。

〒833-0054 福岡県筑後市大字蔵数642-7